Eclipseを3.3に変えて、Zend Debuggerをインストールしたので、そのときのインストールメモです。ようするにZendの「Extension Binary」と「PHP Debugger Plugin」をインストールするということです。
- まずはZendのPDTのページへいく
- Debugger Extension Binaryをダウンロードする
- 「Download Debugger Extension Binaries」というリンクをクリックすると、バージョンとプラットホーム別にファイルがあるので、適切なファイルをダウンロードする。
- ファイルを展開してコピー
- ダウンロードしてきたファイルを展開して、適当なところへコピーする。ファイルを読み込ますときの設定はフルパスで設定するので、常識的な範囲でどこでもよい。
- php.iniの設定
- 展開されたフォルダにREADMEがあるので、それを読むとわかりますが、php.iniに以下の項目を追加する。
- zend_extensionまたはzend_extension_tsにsoまたはDLLのフルパスを設定
- Windowsの場合、「zend_extension_ts=c:/path/ZendDebugger.dll」のような感じで設定する。このとき、実行しようとしているPHPのバージョンに合ったファイルを指定する必要がある。たとえば、PHPが5.2だったら「5_2_x_comp」のフォルダの下にあるファイルを設定する。
- zend_debugger.allow_hostsに接続するホストを設定
- デバッグしようとするマシンのIPアドレスを指定する。ローカルで閉じているならば、「zend_debugger.allow_hosts=127.0.0.1」と書けばよい。
- zend_debugger.expose_remotely=alwaysを追加する
- よくわからないが設定する。
- dummy.phpをドキュメントルートにコピー
- 展開されたフォルダーにあるdummy.phpをWebサーバーのドキュメントルートにコピーする。と、READMEに書いてあるが、これをしなくてもデバッグできるもよう。
- Webサーバーを再起動
- phpinfo();を表示すると、失敗してなければ「Zend Debugger」という項目が表示される。表示されているディレクティブの中に「zend_debugger.allow_hosts」が設定した通りになっているか確認する。
- Debugger Pluginのインストール
- 「Download Executable Debugger Plugin」というリンク先からファイルをダウンロードしてEclipseにインストールするか、Update SiteにZend PDTを登録して、「Zend Debugger Feature」インストールするかのどちらかであるが、これはEclipseのプラグインの一般的なインストール方法である。
Featureのインストールをしくじってなければ、「PHP Debug」のパースペクティブが追加可能になっているはずなので、これでWebサーバで実行されるPHPのデバッグが可能になる。
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